Window
窓(まど)とは?
意味
- 部屋の採光・通風などのために壁や屋根の一部にあけてある穴。ガラスや障子などで外界と仕切る。
- 山稜の一部が深いV字形に切れ込んで低くなった所。越中でいう。きれっと。
- 株式などのチャートで、連続する蝋燭足の値幅が重ならずに空いた、価格の隙間。急騰・急落の局面で現れる。→窓埋め
語源
- 日本語の「窓」の語源は、「目の戸」や「間戸」という説がある。
- 英語の「window」の語源は、古代北欧語で「風の目」を意味するvindaugaに由来する。これは風 (wind) を表す「vindr」と目 (eye) を表す「auga」を組み合わせた言葉である。
構造
窓は基本的に「サッシ」と「窓ガラス」によって構成されます。サッシとは、いわゆる窓枠の部分を指す建材のことです。この「サッシ」という言葉の語源は英語の「sash」にあり、サッシュと言われる場合もあります。「sash」という単語は、窓枠の他に「飾り帯」や「たすき」といった意味も持っています。
参考
歴史
窓ガラスの起源
かつて北ユーラシアから北アメリカの人々は土で屋根を覆った土小屋に住んでおり、その天頂には構造上閉ざすことのできない空隙が残されていた。 この天窓を通して家に出入りしていた人々は、梯子をかけ、その先端に入口を守る守護霊を飾った。 これが窓の起源である。
世界最古の窓ガラス
世界で現存する最古の窓ガラスは、古代ローマ時代のヘルクラネウムという町で使われていたものだと言われています。当時は透明で薄いガラスを作る技術はまだなかったため、窓ガラスと言っても、不透明で3cmもの厚さがありました。
日本最古の窓ガラス
日本でガラス製の窓が造られるようになるのは明治時代以降ですが、ガラス窓自体は江戸時代から使われていました。それは長崎の出島にあったオランダ商館で、当時のガラス窓は輸入製品だったようです。ガラスの成形や加工は古代から行われており、江戸時代には「ビードロ」をはじめ、食器類(江戸切子、薩摩ガラス)や装飾品も作られましたが、日本国内で窓ガラスを製造する技術はありませんでした。
日本での窓ガラスの普及
日本で窓ガラスが普及したのは、明治頃です。明治維新後の文明開化にて西洋化が進み、西洋の建物が建設されたことでガラス産業も発展しました。のちに窓ガラスの安定した生産が可能になると、迎賓館や公共施設などでも窓ガラスが使われるようになりました。
とはいえ、明治頃の庶民の住宅ではまだ障子窓が一般的。大正12年に発生した関東大震災を受けて帝都復旧事業が始まったのち、倒壊した建物の立て直しにあわせて庶民の間にも窓ガラスが普及するようになりました。
製造
種類
その他
窓と音楽
窓に関する楽曲は多く存在します。
それらの楽曲をプレイリストでまとめてみました。
- タイトルに「窓」が入っている楽曲
- タイトルに「window」が入っている楽曲
- 歌詞に「窓」が入っている楽曲
- 歌詞に「window」が入っている楽曲
- CDジャケットに窓が使用されている楽曲
(今後更新予定)
参考リンク