無形文化遺産のアーカイブ
孫次凧(まごじだこ)の伝統的な制作工程
- 陳肖雨
- キーワード:intangible cultural heritage・
- 成果物:
これは何?
本研究における、無形文化の素材収集。孫次凧(まごじだこ)をアーカイブにして、映像と写真を作ります。
(骨組み作りから絵付けまでひとつひとつ手作業で作られた、戸畑区を代表する郷土玩具。 明治時代に初代の竹内孫次さんが作った凧がよく揚がると評判となり、孫次凧(まごじだこ)と呼ばれるようになりました。 現在は孫の竹内義博さん、日出子さんが継承しています。)
背景と目的
背景:
「文化遺産」というと、寺院などの建造物や遺跡などを思い浮かべがちですが、言語、音楽、舞踏、手工芸、祝祭などの無形文化財の存在も忘れてはなりません。無形の伝統文化は各国、各民族にとって精神文化の象徴であり、同時に人類共通の貴重な財産です。グローバリゼーションの進展に伴い、国際社会において「文化の多様性」の認識および尊重について活発に議論されていますが、特に各民族の文化的アイデンティティの根元をなす無形文化財の保護の重要性が世界的に注目されています。
無形の伝統文化は、一度失われてしまえば二度と取り戻すことはできません。アフリカでは、「老人が一人死ぬことは、図書館が一つ焼失することに値する」と言われています。近年、技芸保持者の老齢化及び継承者の不足等により、消滅の危機に瀕している無形文化財が少なくなく、その保存・振興の緊急性は極めて高いものとなっています。
目的:
無形文化遺産は、世代から世代へと伝承され、社会及び集団が自己の環境、 自然との相互作用及び歴史に対応して絶えず再現し、かつ、当該社会及び集団に同一性及び継続性の 認識を与えることにより、文化の多様性及び人類の創造性に対する尊重を助長するものである。
文化財を通じた文化財保護の意義とは、 先人達が守り伝えてきた文化財の真正性と心意 性を共に継承し続け、地域住民や後世の人々が より豊かに暮らせるまちにすることにある。
コンセプト
ある日、こんなニュースを見ました。
- 【千年の花火(打铁花)】
成果物の仕様
写真と映像(1分〜2分)
プロジェクトのスケジュール
4/16:情報調べ
4/23:テーマ決まり
4/30:現地撮影
5/7:制作(写真と映像)
5/14:制作(写真と映像)
5/21:発表
2024.05.21
無形文化学会
民俗学
選ぶ根拠
2024.05.14
先行事例:
サイト利用:
2024.04.30
- 撮影後感想:和紙の手工芸・注文できる量少ない・子供はタコに興味ない・4、5日一枚仕上げれる・一番忙しい時期年末と年あげ・梅雨一番嫌
- サイトマップ
- 撮影の準備:絵コンテ・ロケハン・インタビュー
- インタビューの質問:手作りに当たって、難しい作業
未来店を受け継ぎできるかどうかの心配
一番好きな凧
2024.04.30
凧🪁の情報調べ
2024.04.23
情報収集
ユニークな形と色使いが特徴!孫次凧
2024.04.16
背景・目的
現在、さまざまな祭りなどの行事が消滅の危機にある。
高齢者がいなくなると、その行事は再現できなくなってしまう。
無形の行事の情報をいかにアーカイブするか・・
そのサンプル(お手本)をつくる
キーワード
- アーカイブ
現時点で情報化されていない情報を整理して記録・公開する- 関わる人
- 必要なモノ 道具・・・
- その行事に必要な予算
- 行事の進行スケジュール(時間のデザイン)
- 行事の場所・準備のための場所(空間のデザイン)
- 実際の行事の記録(映像・音声)
- 重要:その情報をどこに残して、それを誰が管理するのか
- 無形文化遺産(文化庁の管轄)
- 芸能や伝統工芸技術、土地の歴史や生活風 習
最新ニュース
現状
関連情報
- 日本の:無形文化遺産
- 外務省の発信:無形文化遺産
- 文化遺産:文化
- ユネスコ「無形文化遺産」