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加藤大地/デザイン総合研究II

プロダクトデザインにおける見立ての手法に関する考察と実践

エモーショナルデザインの視点から

背景と目的

 プロダクトデザインにおける造形手法の一つとして「見立て」という手法がある。見立ての手法は、古くから使われてきた造形手法であり、デザイナーの発想法としての観点から論じられることが多い。一方で、見立ての手法によって造形されたものは、それらを見たり使ったりする受け手にとって、どのような影響があるのだろうか。私は、それらが受け手にとって共感という形で伝わり、受け手の感性や感情に訴えることができるのではないかと考えた。実際に見立ての手法によって造形された製品が、愛称としてその見立てられた対象の名前で呼ばれ、親しまれることも多い。
 本研究では、この見立ての手法が受け手にとってどのような効果があるのかを受け手の感性や情動の観点から考察し、それをもとに見立ての手法を用いた製品のデザインを考案する。




進捗記録


2024.06.07

人の認知と情動における処理の三レベルの「行動レベル」について

  1. 機能
  2. 分かりやすさ
  3. 使いやすさ
  4. 物理的な感触




2024.05.24

生物の形態とプロダクト

(藤巻徹『形態のエンタテインメントエレメンツ』より)

a:デフォルメ形態とプロダクツ機能のスマートさ
形と機能双方向からプロダクトとしての役割「美と用」のバランスと完成度に優れ、理にかなった賢明さを持ちつつ巧みな魅力が形から感じ取れること。

b:使い方における容易性と柔軟性の直感的理解
使用においてシンプルさや柔軟性が直感的に理解できること。

c:同等の機能を持つ製品が既にありそれを知っている
差異的要素で、既存の同機能または類似機能の製品を記憶または利用した経験があり、それらとの比較によって差異が感じ取れ、さらにその形からユニークさといった心にポジティブな感覚(a:)を感じ取れること。

d:不使用時の視認的付加価値(または不使用時のメイン化)
プロダクトを人間が使用する状況以外でそのプロダクツが人間に与える視認的付加価値(不使用時や収納時のオブジェ的な役割など)に比重を高くおいた、または企画段階でその付加価値をメインとしてデザインされたプロダクトであること。

e:サイズ(人間基準の感覚)
これはプロダクトのサイズにも影響があるのではないかという推測。人間は本能的に新生児や乳児を、また小動物に愛らしさを感じる。手に持てる大きさくらいなのか、身長の半分くらいなのか、身長を超えても感じるものなのか、または10mm以下の場合はどうなのかなど、サイズという判断基準が印象における魅力的要素に関連性があるのではないかという仮抽出である。

それぞれの条件と認知と情動の処理レベル(エモーショナルデザイン)の関係

a:デフォルメ形態とプロダクツ機能のスマートさ → 本能・行動レベル
b:使い方における容易性と柔軟性の直感的理解 → 行動レベル
c:同等の機能を持つ製品が既にありそれを知っている → 内省レベル
d:不使用時の視認的付加価値(または不使用時のメイン化 → 内省レベル
e:サイズ(人間基準の感覚)→ 本能レベル

今日の製品例

2024.05.10

見立てが用いられ親しまれてきた製品例

2024.04.26

見立ての手法の段階分け

アウトプットについて

上記の案1の段階に沿ったプロダクト × 3


2024.04.19

手法について

2024.04.12

感性とは

ドナルド・ノーマンの『エモーショナルデザイン』

これまでの取組

研究について


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GUIDE

Last-modified: 2024-06-07 (金) 15:41:41