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穴見仁志 のバックアップの現在との差分(No.11)


#author("2022-06-07T17:12:31+09:00","default:art-gs","art-gs")
#author("2024-02-21T02:09:28+09:00;2024-02-21T02:07:57+09:00","default:art-gs","art-gs")
*穴見 仁志 &small(Hitoshi Anami);
博士前期課程 デザイン領域 青木 研究室
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~Instagram制作アカウント
https://www.instagram.com/hitto_shi_designlab
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***研究テーマ
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***身体に障がいがある人を考慮したバリアフリーデザインの研究
私たちの生活環境に潜在する多様なバリアの抽出と
その解決のためのアプローチ方法
***足部のリハビリテーションを目的とした器具の研究・開発
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***研究背景
***第1章 研究背景と目的
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~ 本学のヒューマン・ロボティクス・研究センター(HRRC)は、2013年11月30日の開設当初から、飯塚市にある独立行政法人労働者健康安全機構総合せき損センター(以下、総合せき損センター)や福岡市東区にある医療法人原三信病院香椎原病院(以下、香椎原病院)と共同研究が実施されている。本研究は香椎原病院との定例研究会の中で、当該病院のリハビリテーション科で主に高齢者のリハビリテーションで運用されている運動プログラムについて、その効果を高めるための運動プログラムの体系化や、現状の紙媒体のデザインを一新し、運用方法を電子媒体に変えるアプリケーション化が課題として取り上げられた。本研究の構成は以下の通りである。 

~卒業研究で取り組んだ二分脊椎症の学生を対象としたシャワールームのバリアフリーデザインの研究を通して、私たちの生活環境にはからだの不自由な人達にとって、まだ多くの問題があることが分かりました。SDG’sが世界中で注目されている今日、持続可能な社会づくりを進める上ですべての人に健康と福祉を提供するバリアフリーデザインは、様々な問題解決の方法として重要だと考えます。

参考:https://www.kyugeiworks.kyusan-u.ac.jp/2022/636/
(1)運動プログラムのマニュアル化
(2)高齢者のリハビリテーションを目的とした運動器具の開発
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***研究目的
***第2章 運動プログラムのマニュアル化
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~車いす利用者を含む生活に不便さや不自由さを感じる多様な人を対象に、身近な生活から社会環境に至るバリアの現状を調べ、その中から研究事例を選択し、人間工学的なアプローチを用いて、バリアフリーデザインを試み、その過程や成果から、バリアフリーデザインの方法について言及することを目的とします。
***2-1 運動プログラムとは
~ 運動プログラムとは一般的に、運動能力の維持・向上や生活習慣病の予防などを目的に実践する運動内容を示し、内容や負荷量、運動時間・頻度などを設定するとともに、運動継続の大切さを個人が認識する必要があるとされている。
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***2-2 香椎原病院における運動プログラム
~ 香椎原病院では、高齢者のリハビリテーションに運用され、筋力の維持・強化、ストレッチ、体幹運動、バランス運動等で構成されている。これらは、当該病院のスタッフが制作したマニュアルに表記され、運動の方法や時間、回数等が表示、利用者に合った複数の運動プログラムを選択し、その組み合わせで実施している。高齢者に応じて設定した目標時間や回数に対して、余裕を感じるようになれば目標値を上げる、別の運動プログラムを選定するなどによって身体機能の低下の抑制に繋げている。
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***研究方法
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からだの不自由な人の生活に関わる道具や空間を主な研究対象に設定し、次のような過程と方法で研究を実施します。
***2-3 運動プログラムの問題解決・現場適用
~ これまで病院内で運用されていた運動プログラムは、複数のスタッフが作成していた。しかしアプリケーション化に繋げるには、ルールが決まっていない状態で作成していた為に記述形式や表現方法に統一性がなく、スタッフも利用者もわかりづらいという問題点があった。この問題点から表現方法や記述形式、写真からキャラクターに変更といった運動プログラムの体系化とマニュアル化を進め、筋力強化・ストレッチ、体幹エクササイズ、バランスエクササイズの3系統で77種類のマニュアルを制作した。
https://drive.google.com/file/d/1BQv0zEELS93ZIXPr6s8tLMLnkQoToBW_/view
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***1. バリアフリーデザインに関するデザイン研究の現状把握
国内、国外の関連論文を収集、購読し、バリアフリーデザインに関する研究の全体像を明らかにする。
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***2. からだの不自由な人の身体的、心理的特徴の理解および現状の課題
福祉分野の文献や福祉施設や病院等で、からだの不自由な人を対象にリハビリテーション等の業務を遂行する理学療法士、作業療法士等からバリアフリーデザインに求められる役割や研究課題に関する意見等を収集する。
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***3. 生活環境におけるバリアの全体像の明確化
文献調査及び専門家からのヒアリング等を通して、今日の我が国における社会や生活におけるバリアの全体像を明らかにする。
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***4. 研究対象の絞り込みとデザインワークの実施
バリアの全体像の中から、研究的なアプローチが可能な研究テーマを選択し、フィールドワークから最終デザインの評価・検証に至るまで、人間工学的なアプローチを試み、客観的な資料やデータを活用したデザイン方法を論じる。
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***5. 研究成果の公開
日本デザイン学会にて、研究成果の発表を行うとともに、KSUプロジェクト展等、大学が主催する展示会で本研究の成果を公開する。
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***取り組み
***第3章 高齢者のリハビリテーションを目的とした器具
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~香椎原病院との連携事業(高齢者向けの運動プログラムのアプリケーション化)
~七洋製作所との連携事業(ECOバッケンのインターフェースデザインの提案)
~ティーチング・アシスタント(前期水曜日1、2限 プロダクトデザイン演習Ⅲ)
~ 運動プログラムのマニュアル整備過程で、安全に手軽にできる運動として、座位姿勢で下肢の筋力や立位時のバランス機能の維持・向上が期待できる足部の運動プログラムに着目した。
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 |#image(1_09.png)| |#image(sample.jpg)| |#image(sample.jpg)|
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***博士前期課程1年前期履修科目
***第4章 高齢者のリハビリテーションを目的とした器具
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-月4 デザイン総合研究Ⅰ
-火1 デザイン特論
-火2 情報デザインB
-火3 プロダクトデザインA
-水4 プロダクトデザインB
-金2 造形心理学特論
~ 足部の運動器具開発では、形状を意識したプロトタイプモデルで共同研究者である香椎原病院の理学療法士と開発器具のイメージを共有し、のちに機能を意識したプロトタイプモデルで使用評価を行なった。
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***博士前期課程1年後期履修科目
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-月4 デザイン総合研究Ⅰ
-火
-水
-木
-金
***プロトタイプ
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***プロフィール
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-出身地:大分県
-特技:水泳(平泳ぎ専門:4歳から始め、18歳まで選手として九州大会3年連続出場の経験あり)
-趣味:映画鑑賞
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***出身校
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-2018年 大分県立鶴崎工業高等学校 産業デザイン科 卒業
-2022年 九州産業大学 芸術学部 生活環境デザイン学科 プロダクトデザイン専攻 卒業
-2022年 九州産業大学大学院 芸術研究科 造形表現専攻 デザイン領域 博士前期(修士)課程 在学中
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***資格
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-2012年 泳力検定1級
-2015年 レタリング技能検定3級
-2015年 パソコン利用技術検定2級
-2016年 トレース技能検定2級
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//***リンクの張り方の例
//-内部リンク:[[学生一覧]]
//-外部リンク1:http://www.kyusan-u.ac.jp/
//-外部リンク2:[[九産大>http://www.kyusan-u.ac.jp/]]
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//***整形済みテキストの例
//上記箇条書き、リンク、以下のように記述しています。


//-内部リンク:[[学生一覧]]
//-外部リンク1:http://www.kyusan-u.ac.jp/
//-外部リンク2:[[九産大>http://www.kyusan-u.ac.jp/]]
//~

//***[自由な見出し]


//***展覧会、研究発表、プロジェクト活動等
***展覧会、研究発表、プロジェクト活動等
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-2023年2月 九産大プロデュース展
-2023年10月 日本デザイン学会第5支部
参考:https://design.kyusan-u.ac.jp/jssd5th2023/index.php/
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***受賞
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-2022年 卒業研究 優秀賞
参考:https://www.kyugeiworks.kyusan-u.ac.jp/2022/636/
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//***受賞

//&color(red){''確認事項''};
//-&color(red){''自由な見出し''以下については、項目の順番を変更しても構いません};
//-&color(red){Webの慣例に従い、新しい事項が上、古い事項が下へ沈むように記載して下さい};
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