背景:「文化遺産」というと、寺院などの建造物や遺跡などを思い浮かべがちですが、言語、音楽、舞踏、手工芸、祝祭などの無形文化財の存在も忘れてはなりません。無形の伝統文化は各国、各民族にとって精神文化の象徴であり、同時に人類共通の貴重な財産です。グローバリゼーションの進展に伴い、国際社会において「文化の多様性」の認識および尊重について活発に議論されていますが、特に各民族の文化的アイデンティティの根元をなす無形文化財の保護の重要性が世界的に注目されています。
無形の伝統文化は、一度失われてしまえば二度と取り戻すことはできません。アフリカでは、「老人が一人死ぬことは、図書館が一つ焼失することに値する」と言われています。近年、技芸保持者の老齢化及び継承者の不足等により、消滅の危機に瀕している無形文化財が少なくなく、その保存・振興の緊急性は極めて高いものとなっています。
目的:
無形文化遺産は、世代から世代へと伝承され、社会及び集団が自己の環境、 自然との相互作用及び歴史に対応して絶えず再現し、かつ、当該社会及び集団に同一性及び継続性の 認識を与えることにより、文化の多様性及び人類の創造性に対する尊重を助長するものである。
文化財を通じた文化財保護の意義とは、 先人達が守り伝えてきた文化財の真正性と心意 性を共に継承し続け、地域住民や後世の人々が より豊かに暮らせるまちにすることにある。
情報デザインの凧について、図書館で資料を調べようと思って、図書館から借りてきた本は全然載せてなくて、
疑問点:1文化遺産はアナログとデジタルの共存意義
2載せてない文化、残す必要?
3残せる文化財はものを残す方法
4ネットで簡単に検索できる情報はアナログ必要?