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李启睿 のバックアップ(No.4)


李 启睿  Li QiRui

博士後期課程 写真・映像領域 百瀬 研究室

研究テーマ

『近代化の傷』

研究背景

一国の経済が発展するためには、情報化、工業化、そして近代化が必要です。工業化・情報化に向けた中国の急速な発展は、特定の地域や分野に大量の人材や資材を集中させることになった。都市化はどんどん広がって、田舎の進歩をかき消し、農産物と農業の発展を圧迫し、田舎の若者を大量に都市に行かせ、お年寄りや子供を田舎の部屋に置き去りにしているのです。

現在の技術開発はますます進歩し、技術サービスは多様化し、便利になってきています。
経済、社会、文化のすべてが新たな変化と発展を遂げ、急速な経済発展と社会進歩をもたらし、人々に物質的な満足と幸福感を与える一方で、劇的に変化する社会環境は人々の心理世界に多くの新しい変化をもたらし、社会の発展や人々の生活に多くの現実問題を引き起こしているのである。

研究目的

写真を通して、現代中国の都市と農村の違い、田舎の本当の姿、都市と農の問題点などを表現したいです。

私の父は、中国吉林省九台市のとても辺鄙な村で生まれました。 そして、データによると、中国の農民人口の45%が存在しています。 私は、父の生まれ故郷である吉林省を撮影地に選び、農民人口と家に残された高齢者を被写体に選びました。

この研究の芸術的な特色は、写真を用いて都市と農村の対比を明確にし、農民人口や高齢者の生活の実態を描写することです。また、ドキュメンタリー写真の手法を用いて、現代中国の社会問題を表現しようとする試みもあります。研究の独創性は、都市化によって生じた現実問題を、私自身が体験した農村の家族を通じて語ることにあります。さらに、中国の都市部や農村部の現状を紹介し、社会的問題に対する啓発を図ることも重要な特色となります。

学術的な特色としては、既存の都市化や農村開発に関する文献を調査し、自身の写真作品を通じて得られた知見を踏まえ、社会問題や文化的な問題を分析することが挙げられます。

制作方法

4月から5月にかけて、都市の近代化の開発に関する文献や、国内外のドキュメンタリー写真に関する文献を調べます。特に田舎と都市を被写体とする写真家を調べます。例えば写真家張克純、厳明などの写真家たちの写真を分析し、研究の方向性を明確にする。6月には撮影の準備を早めに行い、撮影する機器を選び、吉林省九台市での撮影計画、撮影時期、具体的な撮影場所などを策定する。7月から9月まで撮影を行い、10月から11月には写真を印刷し、教師に見てもらいアドバイスを聞きます。12月には2回目の撮影の準備を行い、機器の調整などを行います。1月から3月にかけて2回目の撮影を行い、4月には日本に戻って写真を印刷します。私が見て感じした農村高齢者と農民工たちの生活を記録します。