#author("2022-03-31T16:23:56+09:00;2020-04-01T13:08:24+09:00","default:inoue.ko","inoue.ko") #author("2023-07-21T21:02:39+09:00","default:art-gs","art-gs") *高 戈 &small(Ka Ko); 博士後期課程 芸術表現領域 黒岩 俊哉 研究室 博士後期課程 芸術表現領域 黒岩研究室 ~ ***研究テーマ **現代芸術におけるミクストメディアおよびインスタレーションの考察と研究−宮林の時間表現と今日の生活様式の比較− ~ ***研究内容 -本論文の構成は次のとおりである。 第1章では、宮林の芸術的時代背景として、⺠間芸術の研究・制作から現代美術の制作に向かった時代、さらに⺠間芸術と現代アートを融合し、独自のスタイルによって芸術表現言語を模索していたことについて執筆する。 第2章では、宮林の主要作品における芸術言語の表現方法を具体的に分析することで、創作手段の主キーワードである「組み合わせ」「転換」「時間」について述べる。同じ制作技法の「組み合わせ」や「転換」であっても、異なる素材を用いること、あるいは逆に同じ素材を異なった制作技法で行うことで、芸術言語が変化する。他の現代アーティストの例も事例に挙げながら、両者を比較しそれらの差異を分析する。 第3章では、2章に明らかにした点について、筆者の作品『跡』を通し、自身の現代アートの制作方法を検証する。作品『跡』は、「組み合わせ」や「転換」及び「時間」という創造的手段、具体的には光ファイバー、映像、プロジェクタ、ソファーなどの要素を用いて、観念的な実験作品として構成を行った。 ここでは作品制作を通じて得た、考察をもとに本研究を総括しながら、自身の論旨を展開する。 ~ ***受賞歴 ~