#author("2023-11-28T17:30:01+09:00","default:inoue.ko","inoue.ko") #author("2023-11-28T19:10:14+09:00","default:inoue.ko","inoue.ko") *大学院 芸術研究科 進学説明会 ''Graduate School of Fine Arts'' Kyushu Sangyo University ~ ~ #qrcode(, center,50%) ~ ~ //#qrcode(, center,50%) //~ //~ //#image(20231123.jpg,right,30%) ***日時・会場 -日時:''2023年11月28日(火)17:40 - 18:20'' -会場:''15号館1F 15101教室 + Online'' -オンライン参加の方は、以下をご利用ください。 __[[Zoomミーティングに参加する>https://zoom.us/j/92889058251?pwd=WEY3LzdLeWo0aHV0Z3pva3htMHJjZz09]]__ ミーティング ID: 928 8905 8251 パスコード: 600849 ~ ***受付名簿 -以下のフォームから入力をお願いします。 進学説明会 2023.11.28 受付名簿 https://forms.gle/cM9L4ri4FQN5EcAm7 &small(当日参加できない方も、コメント欄にその旨入力下さい。後日資料等をお届けします。); //'''説明会は終了しました。多数のご参加、ありがとうございました。''' %%進学説明会 2023.11.28 受付名簿%% //https://forms.gle/cM9L4ri4FQN5EcAm7 //&small(当日参加できない方も、コメント欄にその旨入力下さい。後日資料等をお届けします。); '''説明会は終了しました。ご参加ありがとうございました。''' ~ ~ **はじめに ***大学院とは 大学院とは、高等教育(大学等)において学士の学位取得者を対象として、上級__[[学位>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%A6%E4%BD%8D]]__(修士、専門職学位、博士)を付与する機関です(国際標準教育分類ではレベル7と8に分類)。 大学院は、学術の理論及び応用を教授研究し、その深奥をきわめ、 または高度の専門性が求められる職業を担うための 深い学識及び卓越した能力を培い 文化の進展に寄与することを目的とする。 (学校教育法第65条第1項) 本学のような大学院を擁する大学には「学部」と「研究科」の区分があって、専攻分野の大きな括りを「研究科」(本学には5つ)、研究科の分野を細分化したものを「専攻」と呼んでいます(芸術研究科には1つの専攻)。 大学院には、修士課程(2年)、専門職学位課程(2又は3年)、博士課程(5年)がありますが、本学芸術研究科は博士課程として設置されており、''博士前期課程(2年)+ 博士後期課程(3年)''に区分されています。 大学院の入試では、希望する研究室の指導教員と、入学後の研究内容について事前確認が必要です。まずは最寄りの教員にご相談下さい。 ''参考'' -大学院のはじまりは 1876年、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学 -日本では 1880年、東京大学の法・文・理の3学部に「学士研究科」 -1974年に文部省令として__[[大学院設置基準>https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=349M50000080028]]__が定められています -本学 芸術研究科は1974年に開設。写真専攻を持つ大学院としては全国初 ~ ~ **課程と学位 ***博士前期課程(2年)|Master's Program|入学定員 14名 修士(芸術) ~ ***博士後期課程(3年)|Doctoral Program|入学定員 6名 博士(芸術) ~ ~ **専攻と領域 芸術研究科には、''造形表現専攻'' 1専攻に以下の3領域が置かれています。 ~ ***芸術表現領域 伝統を守り継ぎながらも、時代の要請を的確に捉え、 芸術世界の革新を視野に入れた作品創造に挑戦。 高度な専門知識と技術、豊かな創造性・感性を持ち合わせ、 新たな文化や価値を創出するアーテイストを育成します。 ~ ***デザイン領域 人、モノ、空間、情報をテザインの対象として捉え、 理論研究と作品制作を融合させた総合的なデザイン研究を実践。 高度な知見と表現力で、未来を創造するデザイナーを育成します。 ~ ***写真・映像領域 写真・映像を人と社会と心をつなぐ重要なメデイアとして捉え、 理論研究、表現研究および創作活動を展開。 高度な表現力と創造性にあふれる写真家や映像クリエイターを育成します。 ~ ~ ***博士前期課程 学生は、 2 年以上在学し、必修科目として、指導教員が担当する総合研究科目 8 単位及び応用演習科目 4 単位、選択科目として、総合研究と同一領域の特定演習科目4単位を含め計18単位以上、''合計30単位以上の修得''が必要です。 学生は、修士の学位論文又は特定の課題(作品等)について、研究成果の審査及び最終試験に合格することが必要です。 ~ ***博士後期課程 学生は 3 年以上在学し、必修科目として、研究指導教員が担当する''特別研究科目12単位の修得''が必要です。ただし、研究指導教員が必要と認めた場合は、共通科目を6単位まで履修することができます。 学生は、博士の学位論文(研究指導教員の指導により作品を加えることができる)について、研究成果の審査及び最終試験に合格することが必要です。 ~ ***参考情報 -[[大学教員を目指す方へ>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E6%95%99%E5%93%A1]] 博士の学位を有し、研究上の業績を有する者は「教授」の資格が得られます。 -[[専修学校教員を目指す方へ>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%82%E4%BF%AE%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E6%95%99%E5%93%A1%E8%B3%87%E6%A0%BC]] 修士の学位を有するものは該当します(専門課程の教員資格 第4項)。 ~ ~ **博士前期課程 入試について 博士前期課程は4月入学を前提として、推薦・秋期・春期と 3回の受験機会があります。進学の意思が決まっている方は、推薦入試をご検討下さい。 ~ ***%%推薦入試%% -%%出願期間:2023年6月14日 - 6月21日%% -%%試験日:2023年7月1日(土)%% -選抜方法:口述試験(研究計画書と持参作品にもとづいて面接) ''付記:授業料減免制度について'' -本年度については、すでに申請の受付を終了して審査段階に入っています。 -3年次生の方へ --次年度、本制度を利用して推薦入試を受験希望する方は、4年進級時、すぐに希望する研究室の教員にその旨をお伝えください。 --3年終了時の累積GPAが学科内で上位10%以内(全額免除)または 20% 以内(半額免除)であることが条件となります。 -本制度を利用して入学した場合は、学部生に対する指導・サポート、研究室が推進するプロジェクトや学会運営等に積極的に協力することが条件となります。 ~ ***%%秋期入試%% -%%出願期間:2023年9月1日 - 9月8日%% -%%試験日:2023年9月23日(土)%% -選抜方法:作品、小論文(共通+領域専門)、口述試験 ~ ***春期入試 -''出願期間:2024年1月10日 - 1月24日'' -''試験日:2024年2月15日(水)'' -選抜方法:作品、小論文(共通+領域専門)、口述試験 ~ ***付記:提出作品 -芸術表現領域 出願者 --作品3点以内(絵画・立体造形は、デッサンを含む) --ポートフォリオ -デザイン領域出願者 --作品3点以内(デザインに関するもの) --ポートフォリオ -写真・映像領域出願者 --作品3点以内(写真または映像) --ポートフォリオ ~ ~ **博士後期課程入試について 博士後期課程には、秋入学と春入学の2つの選択肢があります。 -9月入学:7月に1回、受験機会があります。 -4月入学:秋期・春期と 2回の受験機会があります。 ~ ***%%9月入学入試%% -%%出願期間:2023年6月14日 - 6月21日%% -%%試験日:2023年7月1日(土)%% -選抜方法:口述試験((研究計画書及び修士論文又は作品等を中心に行う)) ~ ***%%秋期入試%% -%%出願期間:2023年9月1日 - 9月8日%% -%%試験日:2023年9月22日(金)%% -選抜方法:口述試験 ~ ***春期入試 -''出願期間:2024年1月10日 - 1月24日'' -''試験日:2024年2月14日(火)'' -選抜方法:口述試験 ~ ~ **事務手続き等 ***教務部 大学院事務室 福田克司 室長より -進学相談について -出願手続きについて -過去の入試問題の閲覧について ~ ***大学公式サイト情報 -大学公式サイトの入学案内 https://www.kyusan-u.ac.jp/faculty/daigakuin/exam/nyugaku.html -大学院での研究・制作事例 大学の公式サイトに成果の概要が公開されています。 --[[成果発表 2022>https://www.kyusan-u.ac.jp/daigakuin/seikahappyou/#tab-e]] --[[成果発表 2021>https://www.kyusan-u.ac.jp/daigakuin/seikahappyou2021/#tab-e]] //--研究成果プレゼンテーション動画(九産大公式・公開) //|#youtube(Vti1WklxaWM)|#youtube(dIOvlLwHJ9c)| //~ ~ ~ **APPENDIX //***社会における大学と研究の位相(私見) //#image(https://design.kyusan-u.ac.jp/OpenSquareJP/?plugin=image&page=images&src=%E5%86%85%E9%83%A8%E3%81%A8%E5%A4%96%E9%83%A8.jpg,right,25%) //-大学(院)は「適応訓練」の場ではない //-新規性は、常識の外部(周縁)において見出される //-研究の本義は、真理、新奇性を探求すること //-過去と未来とは、時間軸における外部(周縁) //--人類の歴史に学び、未来を想像X創造することが求められる //--未来に向かってゴミを捨ててはいけない //-代替可能なスキルの習得ではなく、 //アーティスト・デザイナーとしてのアイデンティティの確立を目指す //> [[能力主義からアイデンティティーの確立へ>https://design.kyusan-u.ac.jp/OpenSquareJP/?PortableSkills]] //--職業画家が失業するという状況は19世紀の「写真」の登場時と同じ //--芸術は「商品(奴隷)」から解放されて、新たな価値を創造する時代へ ~ ~ ~