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加藤大地/デザイン総合研究II のバックアップ差分(No.8)


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*デザイン総合研究II
デザイン領域 佐藤研究室 加藤大地
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*&color(black){&scale(85){プロダクトデザインにおける見立ての手法に関する考察};};
''エモーショナルデザインの視点から''
~
***研究テーマ
プロダクトデザインにおける見立ての手法に関する考察
~エモーショナルデザインの観点から~
~
***研究概要

//***研究概要

~
~
CENTER:''進捗記録''
~
**2024.04.26
***見立ての手法の段階分け
''案1''
-写し・擬態
-連想してしまう
パレイドリア 現象、安心感、人によって感じ方が違う

''案2''
-見た目のみ(本能レベル・内省レベル)
-見た目と機能が関連している(本能レベル・行動レベル・内省レベル)
~
***アウトプットについて
上記の''案1''の段階に沿ったプロダクト × 3

~
**2024.04.19

***手法について
-感性価値を高めるデザインの手法
-感性とは
-エモーショナルデザインとは
--本能的デザインとは
-見立てのデザインとは
--自然の中でのうつし、擬態の文化
--創造の手法としての見立てのデザイン
--受け手にとっての見立てのデザイン(パレイドリア現象)
--見立てのデザインの例
--機能と見立てのデザインの繋がり
-ズレに関すること(思考の余白について)
-これまでの作品

**2024.04.12
***感性とは
-物事を心に深く感じ取るはたらき。感受性。
-外界からの刺激を受け止める感覚的能力。
-刺激→感性→感情
~
***ドナルド・ノーマンの『エモーショナルデザイン』
-日常生活の製品において、役立つこと・使いやすいこと以外に「人が情動を感じることが重要である」と説いた。
-人の認知と情動における処理の3レベル
--本能レベル(本能的デザイン)→第一印象
--行動レベル(行動的デザイン)→製品の使用、経験に関わる
--内省レベル(内省的デザイン)→意識と最高次レベルの感情、情動、認知
~
-「本能的デザインがエモーショナルデザインに最も強く関係する。」
本能的デザイン=反応的デザイン
『エモーショナルデザインの実践』橋田規子 より
~
~
***これまでの取組
-電気ケトルのデザイン
-雑貨のデザイン
~
-電気ケトルの感性的研究要素
--インテリアスタイルから考える家電デザイン
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-雑貨のデザインの感性的研究要素
--運動共感のプロダクトデザインへの応用
--パレイドリア 現象のプロダクトデザインへの応用
~
-運動共感(kinaesthetic empathy)
--ある動きを観測した人が観測した動きを擬似的に感じるという知覚現象のこと。
--風にたなびくカーテンを見て同じように風に吹かれたときの感覚を想起する。
「感じ覚え」のある動きや現象を見たとき、私たちの身体はそれに共鳴してしまう。
--この「感じ覚え」の法則を解読することができれば、人工物のふるまいが人々の中に呼び起こす感覚についてより自覚的にデザインできるようになるかもしれない。
『動きそのもののデザイン』三好賢聖より
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-パレイドリア 現象
--パレイドリア(英: Pareidolia)とは、心理現象の一種。視覚刺激や聴覚刺激を受けとり、普段からよく知ったパターンを本来そこに存在しないにもかかわらず心に思い浮かべる現象を指す。パレイドリア現象、パレイドリア効果ともいう。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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-運動共感の起源:感情移入美学
(もしデザインの応用が可能であれば、、)
ロバート・フィッシャー (ドイツ人哲学者)
--美学の分野において発展した「共感理論」の創設者
運動感覚についての言及(1873年博士論文)
--ある物体や風景の美しさを感じるなかで、自分をその対象物に入れることでその対象物を感じる美的体験のことを指す。
--動きのあるものも止まっていものどちらも対象物になりえる。
--エモーションレス・エンパシー(動きのない共感)
目にしている物体は実際には静止しているものだが、仮にそれが動き出したとしたら、どのような動きを見せるかということを想像することで、その対象物を感じとるという方法。
--入り込むというプロセス。
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***研究について
-研究の領域
--学際領域
対象が複合的な研究
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-研究のスタイル
--野外科学
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-研究の分類
--応用研究 
--事象研究
--定性的研究
対象の性質に注目して分析する研究

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-リサーチ・スルー・デザイン
デザインや観察を通じて生まれる発見を紡ぎ合わせ、新たな知識体系を作り出すという研究の形
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