Symmetry
九州産業大学 18号館
対称(Symmetry)とは?
意味
- ものとものとが互いに対応しながらつりあいを保っていること。「左右—」
- 二つの図形が、点・線・面などについて互いに向き合う位置関係にあること。それぞれ点対称・線対称・面対称とよぶ。シンメトリー。
関連用語
対称性の破れ
もともとこの言葉は、高エネルギー下で物質が粒子と反粒子に分離する際、本来同等であるはずのそれぞれの振る舞いに違いがある(対称的でない)ことを意味する物理学用語。(OpenSquareJP)
パリティ対称性の破れ
空間反転した(鏡に映した)ときに物理法則が同じにならないこと、または、その様な状態を言う。(Wikipedia)
監督・脚本:ウェス・アンダーソン
撮影:ロバート・D・イェーマン
公開日:2014年2月6日(第64回ベルリン国際映画祭)
製作国:ドイツ, アメリカ
シンメトリー構図でのカットが多い
舞台となったホテルは西洋的なシンメトリーを基調とした建築様式である。しかし、実際の撮影場所はホテルではなく、ドイツのゲルリッツにある空き家となっていた百貨店をホテル風に改装したもの。
多くのカットがシンメトリー構図かつ固定撮影で構成されており、数少ない動きのある映像も規則的なカメラワークのみで撮影されている。過剰なまでに整った構図や動きは不思議さを超え不気味さを感じた。しかし、その中で人間の動きが加わることによって対称性の破れが生じ、不思議と引き込まれる映像に仕上がっている。
過剰なほどに整った構図
メイキング映像
2024.06.07
映像
参考
- サカナクション - ミュージック(Music Video)
エフェクト名 : ミラー / Mirror(ディストーション)
- 試作①
ミラー加工前
ミラー加工後
- 試作②
ミラー加工前
ミラー加工後
2024.06.07更新
鏡
意味
- 人の姿や物の形を映し見る道具。古くは青銅・白銅・鉄などの表面に水銀に錫 (すず) をまぜたものを塗って磨いて作った。形は方円・八つ花形などがある。現在のものは、ガラス板の裏面に水銀を塗ってある。
- (鑑・鑒)人の手本。模範。「人の—」
- 「鏡餅 (かがみもち) 」の略。
- 《形が古鏡に似ているところから》酒樽のふた。「—を抜く」
- 「鏡物 (かがみもの) 」の略。
- 茶碗の茶だまりで、丸く一段くぼんでいる部分。高麗茶碗によく見られるもので、熊川 (コモガイ) 茶碗の約束事の一。
- 書類の一枚目に添える、標題や日付、作成者などを記載した紙。
万華鏡
意味
円筒の中にガラス板を三角柱に組み合わせ、色ガラス・セルロイド・色紙などの小片を入れ、回しながらのぞく玩具。小片が作り出す模様の変化を楽しむ。百色 (ひゃくいろ) 眼鏡。錦 (にしき) 眼鏡。カレードスコープ。ばんかきょう。
関連
- 曼荼羅
《(梵)maṇḍalaの音写。本質を有するものの意》仏語。密教で、仏の悟りの境地である宇宙の真理を表す方法として、仏・菩薩(ぼさつ)などを体系的に配列して図示したもの。胎蔵界曼荼羅・金剛界曼荼羅・四種曼荼羅などがある。転じて、浄土の姿を図示したものなどにもいう。
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