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青木暁光/デザイン総合研究I のバックアップ(No.6)


デザイン総合研究 I

青木暁光


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研究テーマ


研究テーマ


記録は誰のためのデザインか、写真・映像における一回性の記録と撮影者の自己変容



研究背景・目的

自身は趣味で写真や映像を古い方式のレンズで撮ったりしている。昨今の世の中では「映え」「エモい」などを意識してSNSで話題になった各観光スポット、カフェやレストランに赴きバズっていた投稿とほぼ同じ構図で撮影して投稿される。といったことを自分自身のSNSを通して散見される。また自身も始めたての頃は観光地に赴き投稿されたものと同じ構図で切り抜き投稿していた。しかし、数年前に某感染症の流行により外出の自粛やリモートでの授業参加を余儀なくされた。それにより遠方に赴き写真や映像を撮ることができなくなってしまい、他にできることはないのか探した結果毎日家の周囲をカメラを持って散歩するようになり、普段何気なく歩いている道路や川沿いの道にはたくさん綺麗な景色が広がっていることに気がついた。それらは観光地や映えスポットと称されるものに引けを取らないと感じている。また、自身の名前には太陽にちなんだ暁、光と言う漢字が入っている。幼少期から光が照る下で生きているもの動くものやましてやその光を発する天体にのめり込んだ。光や水は一様にして刹那的に違った表情を見せ、二度とそれとは出会えない一回性のものである。また、日常の一回性の記録は、撮影者にとって「観察」と「構成」の訓練の場であると同時に、「自己と時間との関係をデザインする行為」ともいえる。そのため本研究では、デザイン的視点から、日常の中に潜む一回性の瞬間をどのように見つけ、構成し、意味化するかを探りながら、撮影者自身の視覚的変容や心理的影響を明らかにしていく。


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研究テーマ候補

参考文献

中井正一「現代美学の危機と映画理論」
ロランバルト「明るい部屋」
スーザン・ソンタグ「写真論」
日本の美意識」の源流としての『神道的自然観』と『無常』

成果物の仕様



2025.05.20

デザイン的視点から見る写真の一回性の記録の研究テーマ案


2025.05.13

興味の洗い出し

写真や映像を残したくなるのはなぜ?

         ⇩

2025.4.22

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