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酒井菫/情報デザイン後半 のバックアップ(No.5)


酒井菫

九州産業大学のVIの刷新


進捗記録

2025.6.16.調査&アイディアスケッチ

OneDriveリンク

2025.6.9.調査

ビジュアルアイデンティティ(Visual Identity)

ある組織(企業・大学・団体など)の「視覚的なブランド表現」のことを指す


ビジュアルアイデンティティの要素

要素内容
ロゴ(ロゴタイプ・シンボルカラー)組織の顔、覚えと貰いやすいデザイン
カラー(ブランドカラー)その組織をイメージさせる色
フォント(書体)公式に使う文字のスタイル(堅め・柔らかめなど)
レイアウトルールロゴの配置、余白、サイズのルールなど
名刺・パンフ・Webなどのデザインルールどこでも一貫した見せ方ができるようにする



関連する言葉との違い

用語説明
VI(ビジュアルアイデンティティ)視覚に特化した「見せ方」の統一
CI(コーポレートアイデンティティ)組織の「存在意義や哲学」まで含んだブランドの全体像
BI(ブランドアイデンティティ)VIも含めたブランドの「性格・世界観」の表現


3美大のVI調査

1.武蔵野美術大学(ムサビ)

musabi.JPG

・「MAU」ロゴ:大学名称から取り出した頭文字を組み合わせたシンプルなロゴ
・視認性が高く、ムサビらしさと存在感を視覚化している
・100周年シンボル:「MAU+100」の構成で、横向きの“0”が起き上がるように配置され、挑戦と再生のストーリーが込められている
(引用:https://www.musabi.ac.jp/100th_pr/award/


2.多摩美術大学(タマビ)

tamabi .JPG

・羊の頭を抽象化した1953年校章が起点。1995年に漢字「美」をモチーフにした現行ロゴへ刷新
・「自由と意力」を象徴する力強い造形で、教育理念がしっかり視覚化されている
(引用:https://www.tamabi.ac.jp/about/identity/


3.東京造形大学(Zokei)

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・シンボル:イオニアスパイラル:古代ギリシャの柱頭に由来する無限発展を示す円環を、直線化したモダンなマーク
・2019年改定ロゴ:「バウハウス」Erbar書体を基に、教授陣が開発。機能性と合理性を重視しながらZokeiらしさを表現している
(引用:https://www.zokei.ac.jp/university/zokeilogo/?utm_source=chatgpt.com

学校シンボルカラーフォント・ロゴ書体
武蔵野美術大学ブルー・イエロー(周年レッド)独自ロゴ造形(原研哉氏による設計)
多摩美術大学日本画科:青系、彫刻科:黄系、図案科:赤系、西洋画科:緑系漢字「美」+MB101・リュウミンL‑KO等
東京造形大学単色モノトーン運用Erbar‑Groteskベースのオリジナル書体

九産大の既存VI分析

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1. ロゴ・シンボルマーク
校章:「椎木と楠木の葉+大学名」を組み合わせたデザイン
1963年に学生公募で学友会章として誕生し、50周年の際に正式な校章として制定された
60周年記念ロゴ(2020年):「2020」をモチーフに車のように前進感や勢いを表現。ロゴ内に“Go”の意味も込められており、日髙英輝氏(芸術学部卒)が制作


2. カラー設定
メインカラー:深めのエンジ色/紅色

パーツDIC色CMYK
楠の葉(赤)DIC 236C35 M95 Y85 K0(例)
大学名文字C0 M0 Y0 K100



3. 書体・フォント
学内で使用される書体は、Illustrator教材例として、
和文:ヒラギノ角ゴ W5、欧文:Helvetica Neue Rが推奨されている
ロゴ書体はオリジナル造形

4. スローガン・メッセージ
中期ビジョン(2030年目標):「新たな知と地をデザインする大学へ — もっと意外に。もっと自由に。」
創立60周年以降、「文×理×芸」の融合を押し出し、グローバル総合大学としての方向性を示している


5. 過去の導入目的・背景
校章制定(50周年):学生がデザインした学友会バッジを母体に、大学運営の象徴として校章化
カラー変更:旧色の廃番に伴い現代的なエンジ色に刷新
60周年ロゴ:大学の歴史と未来への意志を視覚化し、進歩性と勢いをロゴに込める狙い


コスメ業界のロゴ分析

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ブランドカラーフォントVIの特徴
JILLSTUARTピンク系、ローズゴールド華奢なサセリフ風フェミニン&エレガント
Paul&Joeペールピンク、オフホワイト、ゴールド細身サンセリフ花柄、遊び心、レトロ可愛
DiorモノトーンNicolas Cochin系/Didot系セリフ

次のステップとして

1.自大学の“軸”を明文化する
産業との連携、実学重視、などの特徴を言語化してデザインに反映。
2.モチーフ案の探求
地域性・学びの象徴・歴史などから抽出したモチーフ案をリストアップ。
3.展開パターンを検証
ロゴ・モーション・空間・グッズなど、複数メディアでの応用を想定。

授業内で



課題として
・シンボルマークの複雑さ(Webや冊子に掲載する場合、潰れてしまう)


ロゴの共通認識として

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全体的なゴールビジョン
・ 九州にあり、「文×理×芸」の融合を押し出し伝統的+先進的を表すロゴ、象徴