大学院 芸術研究科 進学説明会
Graduate School of Fine Arts Kyushu Sangyo University
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日時・会場
- 日時:2023年6月6日(火)17:40 - 18:20
- 会場:15号館1F 15101教室 + Online
受付名簿
- 以下のフォームから入力をお願いします。
進学説明会 2023.06.06 受付名簿(準備中)
はじめに
大学院とは
大学院とは、高等教育(大学等)において学士の学位取得者を対象として、上級学位(修士、専門職学位、博士)を付与する機関です(国際標準教育分類ではレベル7と8に分類)。
大学院は、学術の理論及び応用を教授研究し、その深奥をきわめ、
または高度の専門性が求められる職業を担うための
深い学識及び卓越した能力を培い 文化の進展に寄与することを目的とする。
(学校教育法第65条第1項)
本学のような大学院を擁する大学には「学部」と「研究科」の区分があって、専攻分野の大きな括りを「研究科」(本学には5つ)、研究科の分野を細分化したものを「専攻」と呼んでいます(芸術研究科には1つの専攻)。
大学院には、修士課程(2年)、専門職学位課程(2又は3年)、博士課程(5年)がありますが、本学には博士課程が設置されており、博士前期課程(2年)+ 博士後期課程(3年)に区分されています。
大学院の入試では、希望する研究室の指導教員と、入学後の研究内容について事前確認が必要です。まずは最寄りの教員にご相談下さい。
参考
- 大学院のはじまりは 1876年、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学
- 日本では 1880年、東京大学の法・文・理の3学部に「学士研究科」
- 1974年に文部省令として大学院設置基準が定められています
- 本学 芸術研究科は1974年に開設。写真専攻を持つ大学院としては全国初
課程と学位
博士前期課程(2年)|Master's Program|入学定員 14名
修士(芸術)
博士後期課程(3年)|Doctoral Program|入学定員 6名
博士(芸術)
専攻と領域
芸術研究科には、造形表現専攻 1専攻に以下の3領域が置かれています。
芸術表現領域
伝統を守り継ぎながらも、時代の要請を的確に捉え、
芸術世界の革新を視野に入れた作品創造に挑戦。
高度な専門知識と技術、豊かな創造性・感性を持ち合わせ、
新たな文化や価値を創出するアーテイストを育成します。
デザイン領域
人、モノ、空間、情報をテザインの対象として捉え、
理論研究と作品制作を融合させた総合的なデザイン研究を実践。
高度な知見と表現力で、未来を創造するデザイナーを育成します。
写真・映像領域
写真・映像を人と社会と心をつなぐ重要なメデイアとして捉え、
理論研究、表現研究および創作活動を展開。
高度な表現力と創造性にあふれる写真家や映像クリエイターを育成します。
履修規定(要点抜粋)
博士前期課程
学生は、 2 年以上在学し、必修科目として、指導教員が担当する総合研究科目 8 単位及び応用演習科目 4 単位、選択科目として、芸術表現理論科目 4 単位及び総合研究と同一領域の特定演習科目4単位を 含め計18単位以上、合計30単位以上を修得し、修士の学位論文又は特定の課題(作品等)について、研究の成果の審査及び最終試験に合格することを要件とする。
博士後期課程
学生は 3 年以上在学し、共通科目から 2 科目 4 単位及び学生の所属する研究領域の研究指導教員の特別研究12単位、合計16単位以上を修得し、学位論文(研究指導教員の指導により作品を加えることができる)について、研究の成果の審査及び最終試験に合格することを要件とする。
博士前期課程 入試について
博士前期課程は4月入学を前提として、推薦・秋期・春期と 3回の受験機会があります。進学の意思が決まっている方は、推薦入試をご検討下さい。
推薦入試 > 済
出願期間:2022年6月15日 - 6月22日
試験日:2022年7月2日(土)
- 選抜方法:口述試験(研究計画書と持参作品にもとづいて面接)
秋期入試 > 済
出願期間:2022年9月6日 - 9月13日
試験日:2022年9月24日(土)
- 選抜方法:作品、小論文(共通+領域専門)、口述試験
春期入試
- 出願期間:2023年1月12日 - 1月24日
- 試験日:2023年2月15日(水)
- 選抜方法:作品、小論文(共通+領域専門)、口述試験
付記:提出作品
- 芸術表現領域(絵画・立体造形)出願者
- 芸術表現領域(メディア芸術)出願者
- デザイン領域出願者
- 作品3点以内(デザインに関するもの)
- ポートフォリオ
- 写真・映像領域出願者
博士後期課程入試について
博士後期課程には、秋入学と春入学の2つの選択肢があります。
- 9月入学:7月に1回、受験機会があります。
- 4月入学:秋期・春期と 2回の受験機会があります。
9月入学入試 > 済
出願期間:2022年6月15日 - 6月22日
試験日:2022年7月2日(土)
- 選抜方法:口述試験*1
秋期入試 > 済
出願期間:2022年9月6日 - 9月13日
試験日:2022年9月23日(金)
- 選抜方法:口述試験
春期入試
- 出願期間:2023年1月12日 - 1月24日
- 試験日:2023年2月14日(火)
- 選抜方法:口述試験
芸術研究の現在と未来
大学院での研究・制作事例
- 研究成果プレゼンテーション動画(九産大公式・公開)
芸術研究の未来
- 社会における大学と研究の位相(私見)
- 大学(院)は「適応訓練」の場ではない
- 研究の本義は、真理、新奇性を探求すること
- 芸術研究には「機械と人間の棲み分け」を意識することが必要(私見)
- デジタルツールが「商品」としての画像や製品を自動生成する時代へ
Midjourney、Dream、DALL・E 2、3D Printer
- AI に勝てないからといってその文化が終わるわけではない(例:将棋)
- 職業画家が失業するという状況は19世紀の「写真」の登場時と同じ
- 芸術は「商品(奴隷)」から解放されて、新たな価値を創造する時代へ
事務手続き等
教務部 大学院事務室 福田克司 室長より
- 進学相談について
- 出願手続きについて
- 過去の入試問題の閲覧について
APPENDIX