博士前期課程 デザイン領域 栗田 研究室
中国における高齢者用住宅施設の研究
研究背景
現代の中国は、少子化とともに高齢化も急速に進み、2021年に高齢化率(65歳以上の人口比率)が14.2%となり「高齢化社会」から「高齢社会」に移行した。核家族の増加に伴い、家族の観念も変化するとともに、経済的に支援しきれないといった現実的な課題も抱え、公的な社会保障制度の整備が求められている。一方、1994年に「高齢社会」に入り、2007年には「超高齢社会」を迎えた日本では、1997年に介護保険法を制定し、その後の改革も図りながら、高齢者対策を行っている。
そこで、高齢化が先に進んだ日本の高齢化社会対策を参考に、中国の高齢者支援の新たなあり方と高齢者施設を提案することはできないかと考えた。
研究目的
本研究では、研究背景で着目した社会的な課題に対応する「中国における高齢者用施設」を検討し提案することを目的とした。
研究概要
「日本と中国における高齢者対策の調査·分析·考察」と「日本と中国における高齢者用施設の調査·分析·考察」から「中国における高齢者用施設に求められる条件の設定」をしたうえで、「中国における高齢者用施設を提案する計画地の設定」を行い、「中国における高齢者用施設の提案」をした。
居住エリアの中心に位置する公園の一部を計画地とし、高齢者用社区サービスセンター(在宅、通所、施設サービスの相談、手続き)、高齢者用医療施設、高齢者用リハビリテーション施設、高齢者用デイサービス施設、高齢者用居住施設(介護、支援)、高齢者用看護・介護施設(入院、短期入所)をフロアを分けて配置し、多機能複合施設として計画した。
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