博士前期課程 デザイン領域 釜堀研究室
「地域ブランド戦略による地域振興のあり方」
地方では少子高齢化や過疎化などの問題に加え、地場産業の弱体化や税収の減少などの深刻な問題を抱えています。そこで注目を集めているのが「地域ブランディング」です。特産品や食文化、歴史、スポットなどの観光資源のアイデンティティを明確化し、世間に魅力を認知してもらい、観光や特産品の販売などで地方を活性化させるというものです。特産品のリブランディング、新たな地域ブランドの創出のプロセス。発信者とデザイナー、行政との関わり方、そして消費者の反応。発信の仕方や実際の効果など、地域のブランド戦略における地域振興のあり方を研究します。県内外の地域ブランディングに関する事例を収集し、特産品や地理、歴史、産業などジャンルフリーで、地域でブランド化を試みたプロジェクトに対し、それらの中心となった官公庁などの団体、ブランド化の内容など、あらゆる角度で分類します。それらの報告書や取材などを元に、成功例と失敗例に2分し、比較します。双方の特徴を洗い出し、地域のブランド戦略における地域振興のあり方を考察します。さらに、提案の対象となる地域を選定し、その地域の産業の特徴や、訪問客の特徴などを自治体等のデータから定量的に分析し、ブランディング戦略のアプローチを行いたいと考えています。(希望にはなりますが、私の祖父母の地元である、鹿児島県の伊佐市を対象に、ブランディングの実践・検証ができればと考えています。)
● 造形表現特定演習（地域ブランド企画A）
● 造形表現特定演習（写真制作A）
● 造形表現特定演習（情報デザインA）
● デザイン特論
● 映像作品特論
● デザイン総合研究Ⅰ
● 造形表現特定演習（地域ブランド企画B）
● 造形表現特定演習（写真制作B）
● 造形表現特定演習（情報デザインB）
● 映像特論
● デザイン総合研究Ⅰ
上笹貫 鷹暁と申します。読めますか？「かみささぬき たかあき」と読みます。ちなみにローマ字にすると「KAMISASANUKI TAKAAKI」です。クレジットカードの印字スペースがどれも限界です。みなさんからは印象に残りやすいとポジティブに言われますが、テストや習字のときは苦労しました。一長一短です。
余談はさておき、普段は地元の鹿児島でビジュアルデザインを専門に教員をしております。社会人ながらこうして学べる機会をいただけて幸せなことです。二兎を追い二兎を得れるように、気を引き締めて取り組んで参りたいと思います。
最近の趣味は２つあります。１つ目は「写真」です。２年ほど前にミラーレス一眼のSONYのα7iiiとsel24105Gというレンズを買って風景をメインに写真を撮ってます。始めて２年も経たない素人でも、めちゃくちゃそれっぽい写真が撮れます。お金をかけただけありました。最高です。
２つ目は「ラジオ」です。ラジオと言っても深夜ラジオです。某オールナイト系ラジオが好きで、毎日何かしらを聴いてます。生ラジオ独特な空気感や深夜のノリが好きです。
さて、この２つの趣味は側から見るとただの娯楽のようにも思えますが、「写真」は視覚に、「ラジオ」は聴覚に向けたコミュニケーションの道具だと捉えると、デザインに通づるものがあります。写真を撮るときの構図（レイアウト）や物語性（何を伝えたいか）を意識すること、ラジオのトーク（言語化）や話し方（トーン）を考えることからは学びがたくさんあります。趣味でもあり勉強でもあります。
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