博士前期 写真・映像領域 百瀬研究室
知覚について写真表現
研究背景:人の知覚それぞれである。私たちは新しいものを見たとき、脳は無意識にそれを自分にとって知っているものと繋がっていく。
視覚だけでなく、学習したことや過去の経験も頼りにしている。全体を見る必要はなく、私たちの知覚がその空白を埋めてくれるのである。
目的:自分の知覚を通して、写真と写真の間に、物事のつながりを見出す。
それは形や大きさという明確な視覚的なものだけでなく、より深いつながりがあるかどうかを感じ取るのである。知覚を介して、過去や現在や未来だったり、無機物と有機物だったりする物事の中に、隠れたつながりを表現したいと考える。
知覚を介して無機物から人間が残した痕跡を探す。
写真を編集する時に、見た目以外の関係を探し、ことごとの間に見えない関係を探し出したいと考える。
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