博士前期課程では、2年以上在学して、必修科目12単位、選択科目18単位以上の合計30単位以上を修得し、必要な研究指導を受け、修士論文又は特定の課題(作品等)の審査および最終試験の合格をもって修士(芸術)の学位を授与する。
芸術の新しい課題に対応できる個性と感性および創造力を培い、多様な芸術領域で活躍できる人材の輩出を教育目標に、美術、デザイン、写真領域の必修科目として総合研究と応用研究、選択科目として芸術表現理論、特定演習、特殊演習、実践的な産学連携プロジェクト等による超域演習で教育課程を編成している。
芸術研究科は、21世紀の多様化する社会の要求に芸術の分野で応えることのできる人材を養成することを目標に、本学および他大学の芸術系の卒業生、民間企業・研究機関の在籍者、外国人留学生、一般社会人など多様な人材を受け入れる。
技術革新、情報化、国際化など社会構造の変化によって、
美術が内包する役割・可能性も徐々に変化しています。
美術領域では、伝統を守り継ぎながらも時代の要請を的確にとらえ、
芸術世界の革新をも視野に入れた作品創造に挑戦。
さらに現代社会における美術を研究者としての視点でとらえ、
その真価を追究していきます。
社会とのかかわりの中で形成されるデザインについて、
基礎から最先端分野まで幅広く修得し、
高度な理論と方法論のもとで各デザイン分野の可能性を追究。
人、モノ、空間、情報とデザインとのかかわりに関する
理論研究と作品制作を融合させた、
総合的なデザイン研究を実践していきます。
現代社会の中で、写真・映像の世界は単なる記録や伝達を超え、
人々の心の深部に届く重要な存在となっています。
写真領域では、写真・映像を人と社会と心をつなぐ重要なメディアとしてとらえた
表現研究及び創作活動を展開。
マルチメディア時代に新たな価値をもたらす高度な創作活動、
理論的研究を行っていきます。
芸術研究科・博士前期課程には、専門領域を横断し、社会と連携した
プロジェクト型の演習科目が設けられています。
博士後期課程では、3年以上在学して所定の単位を修得し、必要な研究指導を受け、学位論文(研究指導教員の指導により作品を加えることができる)の審査および最終試験の合格をもって博士の学位を授与する。
21世紀の多様化する社会の要求に応えることのできる人材の輩出を教育目標に、造形表現専攻全般の共通科目と研究領域に応じた特別研究で教育課程を編成している。
現代の芸術文化を担う高次元の研究者とアーティスト養成を目標に、本学芸術研究科および他大学大学院修了生、民間企業・研究機関の在籍者、外国人留学生、一般社会人など多様な人材を受け入れる。