HSPの情報デザイン
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インフォグラフィックスを活用したモーショングラフィックスによるHSP(エイチエスピー)の情報デザイン
動的なコンテンツを駆使し、SNS・WEBサイトでHSPの情報発信を行う
背景:HSPである気づき
HSP(Highly Sensitive Person)とは、環境感受性が強く敏感な気質をもった⼈のことを指す。HSPは⼈⼀倍繊細ゆえに、他人の気持ちや光・⾳・⾹りなどの外的な刺激に敏感で、些細なことで疲れやすい、物事を深く考えるといった特徴が挙げられ、近年の日本では「繊細さん」という愛称で知られるようになっている。HSPの存在と自身がHSPに該当することを理解したことにより、⽣きづらさを緩和させるきっかけとなった。
目的:ニュートラルな特性の認知
2020年頃、HSPについて書かれた一般書籍の出版数が著しく増加し、HSPという言葉がブームになり社会的に広く知られるようになった。現在では、エッセイ本などの書籍から、TV番組やSNSなどでも多数取り上げられ、HSPという言葉は世間に浸透しつつある。
しかし、このようなHSPの概念が広がっていく一方で、SNSなどでは、敏感で繊細な気質に対する誤解や偏見により、「HSPは生きづらい」「HSPはうつ病になりやすい」といったHSPのネガティブな印象を与えてしまうような投稿が目立つようになっていると感じる。敏感で繊細な気質のネガティブな部分だけを切り取った情報発信は、 HSPの認知が拡大していくうえで、誤解や偏見を助長している。こうした、HSPのネガティブな印象を促進させる情報の広がりが、HSPコンテンツの現状の問題であると考えた。
そこで、本研究では、HSPの正しい基礎知識を整理し、誤解や偏見によったネガティブな印象の転換を図る、効果的な情報発信を行うことを目的とする。
HSPに関する効果的な情報を発信していくため、本研究ではWEBやSNSを積極的に活用する。現在、SNS上で公開されるHSPに関連する情報は、主に文字に偏っており、多くの情報を直感的に理解することが難しい状況である。そのため、本研究では動的なインフォグラフィックス表現を採用し、情報を視覚的に可視化することに重点を置く。文字だけでは伝わりにくい情報をビジュアルによって分かりやすく表現し、印象に残りやすく体系的なコンテンツによる情報発信を目指す。また、HSPに対して好意的な印象を与えるために、柔らかで親しみやすいキャラクターのイラストレーションを活用する。これらにより、HSPに対する理解と共感を促し、ポジティブな関心を喚起することが期待できる。
HSP基礎知識編
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似顔絵Instagram「◉◉」
「◉◉」@kino__tch
似顔絵とアンテナを紹介するInstagramアカウント
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