芸術研究科 交流会
昨年芸術研究科の学生対象のアンケートで、以下の事実が判明しました。
同じ研究科に属していながら、交流のある学生の平均が 6~7人 誰がどんな研究をして、どんな作品をつくっているのかほとんど知らない
これはもったいない! ということで、この会を企画しました。
芸術研究科は収容定員で言えば 14x2 + 6x3 = 46名、「芸術研究・創作」という同じ志(こころざし)を持つ人たちが集まる・・という意味で、理想的なバンド集団と言えます。創造性は一般に「個人」の能力と考えられがちですが、人類がここまで生き延びることができたのは、個々がその特性を発揮しつつお互いを助け合うことで集団としてのパフォーマンスを高めたためではないかと思います。
有性生殖というしくみにその典型を見るように、生物は多様性を維持する戦略をとってきました。不要な個体などありません。その多様な個体が相互に協調したとき、集団は最大のパフォーマンスを発揮するのです。
まずは、お互いを知ること、そしてそれぞれの特性を活かして助け合う素地をつくるべく、出会いの場(PLATFORM)の創出を提案します。