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伊藤晃生/デザイン総合研究l

monokara.展

博多を中心とした白黒古写真をデジタル上で修復・着彩し、記録を残すプロジェクト

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概要

研究内容

 本研究は、福岡市博多区を中心に第2次世界大戦後の大衆の日常を写した白黒古写真をデジタル上で修復・着彩し、記録として残す研究である。

他研究機関による白黒古写真カラー化の動向

 近年、早稲田大学や東京都立大学(旧:首都大学東京)等の機関がAI(人工知能)を使用しての白黒古写真カラー化に取り組んでいる。彼らが対象としている写真の多くは、1900年~1945年の戦前・戦中に関する歴史的事象として記録される著名な写真が多い。

研究目的・問題解決に向けて

 我々の身近な地域の歴史・文化に焦点を当て、庶民生活の記録をカラー写真で残す。
 研究を推進することで庶民生活にフォーカスした白黒写真のカラー化の研究を行うことは、ローカルな習慣や祭事、市民の共同体といった地域独自の文化を知り、後世に記録を残すことのお手伝いになる。




研究方法

白黒古写真の収集方法

 古くから福岡市の状況を写真で記録し続けてきた西日本新聞や西日本鉄道等の資料室から7月下旬までに写真・資料を拝借し、作業を行う。

研究の目的を達成する方法

1,イベント(写真展&リアルタイムでの着彩)の実施
 白黒古写真とその写真をカラー化した写真を比較でき、その写された場所が今どのように変化したかを把握できる写真展を実施し、時代の推移を確認すると共に地域住民の共感を譲成する。また、来館者が持参した古写真をリアルタイムで修復・着彩するイベントも同時に行う。場所は、博多商人の町「上川端商店街」の空き店舗をお借りして11月~12月以内に実施する想定だ。
2,WEB(WEBサイト&SNS)の活用
 国内外にこの取り組みを周知するためにWEBを活用した情報の発信を行う。
3,書物
 白黒古写真を拝借する機関と協力して、カラー化した写真と見比べながらその写った場所がどのような事によって、どう変化したのかを確認できる書物を制作し、地域文化の移り変わりを学ぶ史誌を編纂する。




制作環境 / 使用言語

Project Management

Schedule

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ToDo


worklog




2021年5月19日(水)

ロゴのガイドライン制作

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今後の事を考慮し、ロゴの使用や様式に関するガイドラインの仮制作を行った。

公式サイトの制作

公式サイトの制作は、「情報デザインA」と並行して行う。
情報デザインA講義ページ(リンク)



上川端商店街からの展示の依頼

博多祇園山笠の古写真を複数枚修復・着彩し、展示をしてほしいとの依頼。

2021年4月22日(水)

内容

白黒古写真をデジタル上でカラー化し、民俗的かつ芸術的な記録を来世に残す。
対象地域は、福岡市博多区内に限る。

テーマ

博多祇園山笠の白黒古写真をカラー化

コンセプト

カラー化写真の立体感を感じて、当時へタイムスリップ!

写真のターゲット

山笠の様子の写真だけではなく、山笠と地域の方々が写った下町っぽさを感じられる写真が望ましいと思う。

写真の収集方法

前回のイベントでお世話になった東流れ御供所町の方々を中心に写真を拝借させて頂こうと思う。
今のところ、写真の正確な所有者は不明。
近くの資料館に貴重な山笠の資料があるもよう。

イベントについて

前回同様、元写真とカラー化写真を比較できる展覧会+着彩イベントを11月~12月あたりに行う予定。
展示する写真を博多祇園山笠、着彩イベントを生活感漂う個人の写真を扱う。

開催候補地

WEBサイト制作について

授業後idea

2021年4月14日(水)


内容

白黒古写真をデジタル上でカラー化し、民俗的かつ芸術的な記録を来世に残す。
対象地域は、福岡市博多区内に限る。

テーマ

写真の収集方法

今後の予定

PAGES

GUIDE

添付ファイル: filetop.jpg 281件 [詳細] file2021_Schedule.jpg 301件 [詳細] file21052601.jpg 166件 [詳細]
Last-modified: 2021-05-26 (水) 02:20:07